2012年12月23日

維新の最低賃金撤廃論

衆議院選挙の結果を見て驚いたことのひとつ
に、維新の会が予想以上に議席を獲得したこ
とでした。

えっ、予想以下の間違いではないかって?

いいえ、投票日の間際に、橋下氏が最低賃金
の撤廃を叫んだことで、さらに人気が落ちて、
30議席がいいところだろうな、と読んでい
たのです。



最低賃金とは、単に労働の対価であるだけで
なく、生活保障の義務を企業に課しているも
のなのです。

労働者は消費者でもあるのですから、すべて
の労働者が現行の最低賃金以下になりますと
内需が崩壊してしまいます。

こういう政策を打ち出した党が躍進したこと
に危惧を覚えますね。



維新に期待した人は、おそらく都会の方なの
てしょう。道州制・TPPなど、どの政策を
見ましても都会はいいが地方は壊滅しそうな
ものばかりです。

ましてや、日替わり的な発言を繰り返す党首
がいる上に、政策がまったく違う太陽との合流
でした。

3年前の選挙のように、マスコミに洗脳された
結果でなければいいが、と心配です。



最低賃金に話を戻しますが、たとえば時給を
1000円にして計算してみましても、月に
20日間で1日8時間では、月額16万円で
して、年収は200万円に届かないのです。

賞与を含めていないのは、今後も非正規雇用
が増えるからですし、最低賃金は賞与のない
人のためのものだからです。

橋下氏がいうような、最低賃金を撤廃すれば
雇用が増える、なんていう理論はあり得ません。

財界は、これ幸いに賃下げ競争に入るでしょう。
ますます正規雇用を減らすことでしょう。

結果、デフレはますます加速するわけなのです。


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posted by 子竜 螢 at 09:18| Comment(2) | 政治 経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする