2013年04月13日

核ミサイルは完成したのか

北朝鮮の核兵器やミサイルについて、米韓の間
では評価が分かれています。

すでにミサイルに搭載可能なレベルにあるとい
うアメリカに対して、韓国は、小型化にはまだ
年月が必要と考えているようです。



子竜が思うに、韓国の分析が正しいと考えるの
が妥当でしょう。

なぜなら、ミサイルに搭載するには爆縮という
独自の技術が必要だからで、これが相当に厄介
な問題を含んでいるからなのです。



爆縮とは、同時多発的な爆発を可能にする技術
のことでして、理解していただくために、まず
は核爆弾の構造から説明しましょう。

核物質はある一定の量が集まると熱暴走を始め
るという性質を利用して、爆弾の中に仕切りを
設け、爆弾が炸裂したときに仕切りが取り払わ
れて核物質が一定量以上に達するよう造られる
のです。

ただし、炸裂時に核物質が四方八方へ飛び散る
ので、核物質を爆弾の内部中央に据えて、爆弾
の外側に多量の爆薬を設置することになります。



最大の問題はここからでして、すべての爆薬を
6000分の1秒以内の誤差で爆発させないと
やはり核物質はひとつにならず、飛び散ってし
まうのです。

6000分の1秒という誤差の許容範囲を完成
させるには、電導線の太さや長さをそれぞれ異
なるものにしなくてはならず、一流家電の技術
が育っていないと不可能です。品質も安定して
いないと無理ですね。

爆縮の実験だけで、アメリカでさえも6回の核
実験の末にようやく成功しました。北朝鮮はまだ
核実験そのものを3回しか行なっておらず、爆縮
の実験はまだでしょう。

ミサイルに搭載するには小型化が避けられません。
そのためには、必要最小限の核物質量で核反応を
促す必要があるから、爆縮の技術が要るのです。



そういうことからすると、北朝鮮の核はミサイル
に搭載できないでしょう。中国のものだって怪し
いと思っています。

アメリカは、爆縮の技術は非常にデリケートなも
のとして、B2ステルス爆撃機による核戦略に
切り替えました。

なぜなら、爆縮の装置は温度や湿度によっても誤差
が生じますので、年月を経た核爆弾には信頼が置け
ないからなのです。

つまり、使用直前に造った爆縮装置じゃないと使え
ないということです。


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posted by 子竜 螢 at 08:23| Comment(2) | 国際問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする