2013年06月26日

出口戦略の難しさ

アメリカの中央銀行に相当するFRBのパーナンキ
議長が金融引き締めによる出口戦略に言及したとこ
ろ、アメリカ国内はおろか、日本の株価までが暴落
しました。

アメリカはここ数年量的緩和政策を行なってきたの
ですが、悪影響が出ないうちに政策の転換を図りた
いのでしょう。



アベノミクスでは、市中に出回る貨幣の量を増やす
ため、国債を日銀が買い取る形での量的緩和が進め
られています。

しかし、国債の価値が下落して長期金利の上昇を招く
ことから、無制限に買い取るわけにはいきません。

また、1年で物価が倍になるようなハイパーインフレ
までいかないよう、ブレーキが必要なのです。

こうしていつかは引き締めに回ることになるのですが
そのときの反動は、バブル崩壊時以上かもしれません。



日銀の白川前総裁が世間の声に応えず、ずっと量的緩
和を見送ってきたのは、反動を恐れてのことだと思い
ます。

加えて、国民の所得が増えない現状での量的緩和によ
るインフレが生じては、かえってマイナスになるとの
判断をしたのでしょう。

現状はまさにそうで、一部の企業が賃上げを宣言した
ものの、連鎖的な波及効果は見られません。



アベノミクスはまだ始まったばかりですが、双手を
上げての賛成まではできない、というのが現段階に
おける子竜の評価です。

思い切って、最低賃金の大幅な引き上げや非正規雇用
の割り合い上限を規制するなど、賃金アップの政策が
ほしいところです。


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posted by 子竜 螢 at 08:50| Comment(2) | 政治 経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする