の参加に乗り遅れるな、との論調があります。
世界の57カ国が参加を表明したから、慌てているのでしょう。
しかし、それは崩壊寸前の中国を援助するという意味での
参加であって、日本人がずっと総裁のポストを守ってきた
アジア開発銀行のライバルに肩入れする理由にはなりません。
参加国の多くは、日本の参加を期待しています。アジア開発
銀行のノウハウを生かした経営ができるからです。
参加国が中国に期待していない理由は、他国へ貸し付けるど
ころか年々債務が膨らんで、外貨の保有高が目に見えて減っ
てきているからです。
つまり、中国はどうしても日本に参加してもらわないと構想
どころか国家の危機を招きかねないところまで風呂敷を広げ
てしまったわけでして、だから最近は尖閣諸島で領海侵犯を
する中国船がいなくなりました。
おそらく、この問題の決着は、日本が主導するアジア開発銀行
への統合というところで落ち着きそうな気配がします。
当然、中国の立場は小さなものとなるでしょうし、借り入れ
の審査では厳しい限りでしょうね。
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