2015年07月12日

上海株のその後

ギリシア問題がひとまず解決に向けて動き始めたことで、
世界は上海株の動向に注目しております。

経済規模からしてもギリシアより中国のほうが世界に与え
る影響がよほど大きいことから、先週は各国ともコメント
を控えた状態でした。



急激な暴落を招いた直後、上海株は一気に8パーセントも
上昇して、さらに6パーセントも上乗せして先週の取引を
終えています。

しかし、世界同時株安というか暴落につながらずによかっ
たと安堵するのは早いですよ。

上海株が暴落を食い止めた背景には、中国共産党の強制力
が働いていたからです。



どういうことかと申しますと、ユーザーが買いそうな銘柄
だけは取引続行を許可して、売りそうな銘柄は取引停止に
したのです。

また、国営企業には積極的に買いを指示し、売りを禁止い
たしました。

そして、大口の空売りをした戦犯を警察に捜査させている
というのです。

つまりね、国家による為替介入はあるけれど、市場経済で
あるはずの株価にまで介入した世界で始めての例なのです。



当然のことですが、取引停止銘柄をいつまでも停止にはし
ておけません。再開された途端にまた暴落が始まるのは目
に見えております。

しかも、株価に国家が介入する中国からは、外資系の企業
もサッサと撤退することでしょう。まともな経営が成り立
たないからです。

背に腹は替えられないとの判断だったかもしれませんが、
習近平政権の寿命はさらに短くなりました。

中国が事実上の拒否権を持つAIIBに、EU諸国もさすがに
警戒感を感じたことでしょう。


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ラベル:上海株
posted by 子竜 螢 at 10:37| Comment(2) | ニュース 事件 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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