2015年10月05日

混沌としてきたシリア情勢

ロシア空軍の介入によって、シリア情勢が混沌として
きましたね。

米ロ両軍の緊張が一気に高まりまして、予断を許さな
い状況となりつつあります。



ロシア空軍が反アサド政権勢力に対して空爆を開始し
てから、たしかにISILも多大な被害を被ったよう
でして、給金の値下げによる脱会者も多数出た模様で
す。

しかし、ロシア空軍の空爆はISIL以外の反政府軍
にも向けられておりまして、むしろ、そちらのほうが
多いとアメリカを中心とした有志連合が批判しており
ます。



とはいえ、ロシア軍はアサド政権から正式に依頼され
た軍隊であり、有志連合としては強い抗議はできませ
んし、反政府勢力の一部を支援している手前もあって
ロシア軍に攻撃目標をISILのみに絞るよう要請す
るしかないのが現状です。

しかも、ロシア政府は地上部隊の派遣まで決定したよ
うでして、年内には1万名程度、来年以降には4万5千
名にまで増やすという。

そうなりますと有志連合による空爆はほとんど不可能
で、万一ロシア軍を誤爆しようものなら一大事だから
です。



日本では原子力発電を是とする人が多いとはいえ、石
油は自動車の燃料や暖房などにも欠かせない上、日用
品のさまざまな分野で石油製品が使われております。

中東地域でかつての冷戦のような状態になりますと、
多大な影響が及ぶでしょう。

否、かつての冷戦はいずれも代理戦争的なものでした
から、今回のような直接衝突が懸念されるのは初めて
のこととなります。

米ロ両国の首脳は、どのような未来予想図を描いてい
るのでしょうか。


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ラベル:シリア情勢
posted by 子竜 螢 at 19:26| Comment(0) | 国際問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする