2015年12月05日

図書館論争

少し前から、図書館での新刊貸し出しを1年間してほしくな
いとの出版社サイドの意見に対して、さまざまな意見や反論
がみられるようになってきました。

1年はともかくとしても、新刊をただちに貸し出しするのに
反対する意見がある一方で、新刊が売れない理由を図書館の
せいにする出版界への反論もあります。



小説家としての子竜の立場からしますと、やはり新刊には据
え置き期間が必要だと思います。

たとえば、映画のDVDレンタルだって、映画の公開から半
年はレンタルされませんし、無料じゃありませんよね。

本ではなくても何でもいいのですが、新製品がすぐにタダで
借りられるとしたなら、誰が買うのでしょうか。

世の中でタダで何かを貸してくれるのは図書館だけであり、
本だけなのです。

もちろん、これは小説家という立場上の意見でありまして、
図書館に対しては別の意見を持っております。



図書館でよく見かける世代は、高校生と老齢者です。

高校生はなぜか自宅で勉強せずに図書館でしています。専
用の部屋までありますが、図書館本来の利用目的ではない
気がしています。

また、老齢世代は暇を持て余しているからでしょうか、無
料の図書館は魅力のスポットなのかもしれませんね。

冷暖房が行き届き、日中は快適に過ごせます。熱中症など
の予防にもなっています。蔵書を閲覧する人も多いです。



図書館という存在本来の目的を考えますと、新刊を置くと
いうのは必ずしも必要ではなく、むしろ個人では高くて買
えない高価な本や、今では残数の少ない貴重な資料などを
保存する場所ではないでしょうか。

人気の新刊貸し出しに1000人待ちだなんて、そもそも図書
館の役割ではありますまい。


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ラベル:図書館
posted by 子竜 螢 at 19:46| Comment(0) | 小説 本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする