2016年11月27日

残業とはそもそも違法

残業代を無償化させようという動きがあります。無償
にすれば残業が減って、過労死につながることもなく
なるという発想です。

しかし、現実ではサービス残業が当たり前の風教です
ので、あまり意味があるとは思えません。

むしろ、雇用を増やす効果のほうが大きいでしょうね。



工場などで働く人は、残業代はかなり美味しい収入で
すから、完全に無償となって収入が減るのは困るかも
しれません。

今のところは出隙ワークのホワイトカラーのみを対象
としているようですが、いずれは全労働者が対象にな
るのは間違いありません。

でも、残業無償化を法案にしようと考えている人は、
そもそもの論議が抜けております。そもそも残業とは
違法労働なのです。



労働基準法では、職種によってやや違いはありますが、
一般的には一日8時間までの労働しか認めておりません。

社員に残業をさせるには労働組合との間で、いわゆる
サブロク協定を結ばねばならず、割り増し賃金という
のは協定が結ばれた残業に対して適用されるものなの
です。

なので、そもそもが違法である残業の給与を無償化す
るというのは、協定を結んでいる残業の分のみに適用
されるのですが、無償化されてまで協定を結ぼうとい
う労働組合はないでしょうし、組合がないなどの企業
も喜んで追随することでしょう。



いずれにしましても、残業代の無償化は現実的ではあ
りません。社会の慣例にも反しています。

それとも、またまた弱者である労働者よりも経営者に
媚びる法案なのでしょうかね。


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ラベル:残業代
posted by 子竜 螢 at 14:52| Comment(0) | 社会問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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