2017年03月28日

格安には理由が必要

格安ツアーで有名な、てるみくらぶが倒産いたしました。

負債総額は151億円とのことで、格安の料金を謳ってい
ることからしても、通常旅行会社の何倍もの負債額に相
当するのでしょう。



6月に行く海外旅行の代金振込みの締め切りが、3月だと
か、カード支払いが利用できないとか、すでに倒産の予
兆はあったのです。

しかし、格安という目先の利益には弱いのが自然でして、
もっとも格安なプランでは、他社の3分の1程度の旅費だ
といいます。



しかし、格安を謳うにはそれなりの理由を示さなくては
なりません。

生産者の直売野菜が格安なのは、間に卸し業者が介在し
ていないからですし、100均の商品は人件費の安い海外
で作られているからです。

また、ネット銀行の預金金利がわずかながら高いのは、
実店舗の経費分と人件費分が不要だからでして、そこに
はちゃんとした理由が存在します。

てるみくらぶの場合、格安すぎる理由が見当たらないよ
うに思えます。格安にしてかなり以前に代金を振り込ま
せるという自転車操業だったのではないでしょうか。



価格が安ければいいというものではありませんよね。

かつて、ニーズ家電と呼ばれていたアジア製の家電品は
すぐに故障して、修理もままならないほどでした。

人件費を削減するために運転手の勤務体制を凝縮してい
た高速バスが、悲惨な事故を起こしてしまった事件は、
まだ記憶に新しいと思います。



なぜここまで安いのだろうか。

疑いを持ちませんと、金銭はおろか命まで失いかねない
世の中になったのです。


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ラベル:てるみくらぶ
posted by 子竜 螢 at 21:54| Comment(0) | ニュース 事件 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする