2017年05月18日

ADBとAIIB

現在、アジアの国際金融機関として、日米が主導する
ADBアジア投資銀行と中国が主導するAIIBアジ
アインフラ開発銀行とが並存しております。

ところが、ADBの中尾総裁がちょっと信じられない
発言をしたために、物議を呼んでおります。



中尾氏は、AIIBの資金不足をADBが補ってもよ
いのではないかと考えているようなのです。

これでは日本がAIIBへ間接的に参加することにも
なりますし、別の問題も発生いたします。



AIIBは中国の提唱で最近スタートしたのですが、
参加国はヨーロッパ諸国なども含めてADBよりは多
いものの、集まっている資本金は予定額の7パーセント
以下という寒い状況なのです。

そのAIIBが中国の一帯一路構想に乗り出そうにも
資金不足は明白であり、ADBが側面から支援しよう
という考えです。

これはおかしい。

そもそも、他国へ融資する金融機関を新たに設置する
くらいなのだから、ADBから借り入れている分を中
国に返済させるのが先ではないでしょうか。

中国はインドと並んで、ADBのトップ債務者です。



もうひとつの懸念は、中国の一帯一路構想は日米には
何の恩恵もありませんので、ADBの資金まで流用し
ようという発想が理解できませんね。

中尾氏は親中派で有名な人物とのことですが、安倍総
理は早急にADB総裁の交代を考えなくてはならない
でしょう。

アジア全体の発展のための国際金融機関が、中国とい
う一国だけの利益のために動いてはならないのです。


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ラベル:国債金融
posted by 子竜 螢 at 13:22| Comment(0) | 国際問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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