2017年06月04日

日本がやらねば意味がない

先日、アメリカの駆逐艦が南シナ海の中国施設の200カイリ
以内を航行いたしました。

施設を人工島と捉え、中国の領土ではないと主張するアメリ
カの大胆な示威行動です。



これに対して、中国は抗議声明を出すに留めているのですが、
警備艇が出動したり警戒機が発進したりで、かなりの緊張感
ある作戦でした。

しかし、この作戦を日本の海自護衛艦がやったとしたなら、
抗議声明だけで済んでいるのだろうか、という点がもっとも
重要だと思われます。

なぜなら、この海域は日本の重要なシーレーンにあたり、中
東から原油を輸入する際にはタンカーが通らなくてはならな
い海域だからです。

もちろん、日本のタンカーは中国施設の200カイリ以内を航行
することなどないのですが、いつでも攻撃される危険に晒され
ている以上は、中国の施設を国際法違反で領土として認めない
という強い意思表示が必要でしょう。



中国の施設は、干潮時でも水面下にあった場所をコンクリート
などで盛り上げて島だと主張している上に、航空基地まで建設
してある厄介なものです。

日本の沖の鳥島がよく引き合いに出されるのですが、沖ノ鳥島
はかつて広大な面積があった島であって、激しい風浪により沈
下する危機を避けるため、コンクリートで固めてあります。

よって、元々島でもない南シナ海の中国施設とは同列で語れな
い話です。



ともあれ、日本が単独で航行の自由作戦を実行しようとすれば
大きな危険が伴います。

が、単独でやってこそ意味があるのであって、アメリカ海軍が
何回実施しようとも、なにも変わらないでしょうね。


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posted by 子竜 螢 at 22:05| Comment(0) | 国際問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする