2018年04月10日

実質的に開催不可能な米朝首脳会談

アメリカのトランプ大統領によると、米朝首脳会談の
実施は、5月か6月になるという。

が、中国経由で伝えられてきた金正恩委員長が示して
いる条件は、アメリカが呑めない項目が含まれている
のです。



にわかに和平ムードとなっきつつある米朝関係ですが、
会談の決裂が戦争を呼び込むかもしれず、楽観視する
のはいささか早計でしょう。

金正恩委員長が示している条件の中に、体制の維持保
障があるからなのです。

アメリカとしては核兵器とミサイル開発の廃棄が絶対
なのですが、もうひとつ、人権問題が存在するだけに
現体制をそのまま認めてしまっては、西側諸国からの
不信感を募らせてしまうでしょう。



つまりは、やはり軍事制裁もしくはクーデターの誘発
というのがもっとも効果的であって、それ以外の選択
肢はなさそうです。

また、金正恩氏にとって体制の崩壊とは一族の逮捕処
刑につながりますから、これだけは絶対に譲れません。



ということは、最初から決裂はわかっているわけでし
て、トランプ大統領が首脳会談に臨むのは、軍事行動
へ移るための儀式と考えたほうがよさそうですね。

金正恩氏が突然に中国を訪れたのは、万一のときの亡
命受け入れを頼みに行ったのではないでしょうか。


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ラベル:米朝首脳会談
posted by 子竜 螢 at 23:06| Comment(2) | 国際問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする