2009年07月26日

それでも作家になりたい人へ 3

小説とは人間を描くこと
人間というものを説明するのではありません

この違いがわからないと、文学賞をクリヤーするのは難しいですね(^^;)


描くというのは。登場人物の発言や行動で人間というものの本質を表現することですよ。

これは純文学であろうとエンターテインメントであろうと同じです。

たとえば……



悲しいと書くだけでは主人公が悲しんでいることにはなりません。
人それぞれに悲しみを感じる度合いが違いますし、悲しみを感じる項目も違いますからね。

とくに若い人が書いた作品には、人生経験の少なさからか画一的な悲しみ表現が多いです。

恋人と別れたら必ずしも悲しいとは限らないし、むしろ、せいせいしたという場合もありますからね。

そういうふうに、人間というものを一面からのみ見てはいけません本

20年間寝たきりの母親を看護してきた息子が、母親の死の瞬間、何を思うでしょうか。

悲しいと同時にホッとするのも人間なのですから。

人間の心はいつもビミョーなのですよ。


posted by 子竜 螢 at 18:40| Comment(0) | 作家 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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