2009年11月23日

本日天気晴朗なれども波高し

敵艦見ゆとの警報に接し聯合艦隊は直ちに出動
之を撃滅せんとす。本日天気晴朗なれども波高し。


東郷平八郎聯合艦隊司令長官が旗艦三笠から
大本営に宛てた有名な電文ですね。

電文の発案者は「坂の上の雲」の主人公である
秋山真之作戦参謀です。


秋山参謀は親友だった正岡子規の影響を受けて
最初は書生を志していたそうです。
その片鱗がこの電文の後半に見て取れます。

しかし、騎兵将校だった兄好古の影響がもっと強く、
結局は軍人への道を進んだのでした。


とはいえ、電文の後半はただの付け足しでは
ありません。現場の状況がわからない東京の
連中に対して要点を明確に伝えているのです。

天気晴朗……とは、視界が良好だからバルチック
艦隊を万が一にも見逃す恐れはないこと。

波高し……とは、揺れがひどくて互いに砲撃の
照準が定まらないであろうから、猛訓練に励んで
きた日本軍に分がある。


以上のように、秋山真之が書生を志していただけ
のことはあったわけで、大本営の人たちはこの電文
を見て大いに安心したといいます。

29日からの放映開始が楽しみですね。

posted by 子竜 螢 at 14:00| Comment(0) | テレビドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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