を頼まれました。
知事が受け入れを検討しているとの報道
があった直後のことです。
現在、被災地以外で瓦礫の受け入れを表明
しているのは東京都だけ。
東電管内の諸県は東電への反発からなのか
かたくなに拒否しています。
この問題の本質は何であるのか、考えてみ
ないと解決しないように思います。
瓦礫そのものは地震と津波によるものですが
含まれている放射性物質は東電の所有物です。
つまり、瓦礫の除染は東電が責任を持たない
限り、瓦礫を受け入れてくれる自治体はない
でしょうね。
瓦礫の受け入れ賛否を問う前に、東電による
除染が不可欠だということです。
以前に、自宅の庭の土を東電本社へ持ち込んだ
人がいましたよね。放射性物質は貴社のものだ
から引き取ってほしいと。
それは、まったく正しい。
東電の社員はネクタイを締めてパソコンと向き
合っているのではなく、作業服に着替えて除染
作業を始めるべきです。
ばら撒いた危険な所有物は、全社員が現場へ
赴いてさっさと引き取ってください。
他の地域が瓦礫の受け入れを検討するのは
その後のことでしょう。
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こう言うのを聞くたびに、日本の大本営発表と言う行為はあながち間違いではなかったのかなと思ってしまいます。それだけ、情報を鵜呑みにする民族と思ってしまいますから。
その反面での、冷静な震災直後の対応を評価すべきかもしれませんが、あれは思考の停止だと思ってしまいます。こう言う事を考えると、日本人は比較的危機管理に弱いと言う風に捉えざる得ないと思いますね。これは農耕民族であったと言うのもでしょうが、江戸時代の天下泰平の世と言う稀有な260年を過ごした結果なのかなと思いますね。
阪神大震災、東日本大震災と小さなエリア内での短期間に起きた大規模震災が日本人にとっての危機管理の礎になればいいと私は思っています。
受入れを検討している自治体に住民たちが
抗議するのは、むしろ当然だと思いますよ。
なぜなら、二転三転したような放射性物質の
安全基準値なんて誰も信用していないからです。
そして、もっとも大きな理由は、放射性
物質の所有者たる東電が他人事のように
瓦礫受入れのお願いにも行かない態度で
しょうね。
だからこそ、東電社員全員が作業服に着替え
て瓦礫の除染をしなさいと書きました。
瓦礫の問題は、まずは東電からです。