2012年06月13日

メイド・イン・ジャパン

まさか、日本のメイド喫茶を賞賛した言葉だ
とは思わないでしょうが、それほどまでに日本
のモノ作りが危機に陥っています。

言うまでもなく、戦後の困窮期を乗り越えて
高度成長時代まで到達した原動力は、モノ作り
にありました。

価格で海外企業と勝負するのではなく、品質に
おいて勝負してきた結果の勝利です。



しかし、高度成長時代の終焉を告げたオイル
ショックから、価格で争うようになりました。

その後、不況と好景気とを繰り返し、リーマン
ショックを迎えました。

それからは更に価格で海外企業と争うことになり
人件費の安さを求めて、工場を海外に求める企業
がますます増えています。

国内では、低賃金の不正規労働者が増えて、国内
消費が落ち込みました。各企業は更なる価格競争
に走りました。



法人税をいかに減免優遇しようと、途上国の安い
人件費が魅力で海外に工場を移している企業には、
法人税率など関係のない話です。

しかるに、法人税は据え置きのままで消費税のみ
を上げるというのは、海外進出をするまでの力の
ない中小企業イジメでしかありません。



今年になって、人件費が安かった中国も先進各国
からは見放されつつあります。人件費のふた桁上
昇により、他の国への転出や国内への回帰を模索
する動きが始まっているのです。

しかしながら、メイド・イン・ジャパンの精神を
忘れたままでは、いつまでも同じことの繰り返し
でしょう。

アジアの各国が力を付けたなら、次はアフリカ
なのでしょうか。世界中の国の経済力が日本に
追い着くまで、絶対に終わらない堂々巡りです
ね。



すべての問題の解決は、メイド・イン・ジャパン
にあると思います。

品質において絶対他に負けないものを作る。ドイツ
車がよい例です。それによって、労働者の賃金が
アップして税収も伸びれば、社会保障の充実した
国へと変貌できるのです。

大企業の優遇策を採っている限り、大企業側はいつ
までも気づいてくれないかもしれません。


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posted by 子竜 螢 at 09:59| Comment(4) | 政治 経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
原発定検には「クリティカル工程」というものが在ります。
別々の作業を干渉しないように分単位で並べるものです。
「見積り」や「資材」いわゆる物品管理も経験しました。

私の仕事ではないのですが、「勉強させて下さい」と
先輩方の仕事に首を突っ込んで、徹夜してまで本を読み、
お客さんから「ボクちゃん寄越せ」と御指名を戴きました。

子竜先生の仰る「心の壁」を取れば、小説のストーリーに
応用できるかも知れません。戦争は人材と補給ですから。
情熱が世界を動かします。そういう人に私はなりたい。
Posted by いばらき at 2012年06月13日 14:31
19歳の頃、旅の途中に京都のあるお店で、
「金閣寺はどっちですか?」と聞いたら、
スーツの若い女店主に雑に扱われました。

伝統と言って、お客を選ぶ京都文化には、
織田信長の怒り所もあったと理解出来ます。
私は京都だけには住みたくありません。

仕事で、能登、敦賀、福島に住みましたが、
みんな良い人でした。雪に革靴はダメだよと、
山登り靴を教えてくれた商店のおばちゃん。

雪国の人は温かいと学びました。

自宅から200mで父の車が接触事故をしました。
飲んでいません。うっかりぶつかったのは、
母や息子が怒らせるからだ、と責任転嫁。

普段からギリギリでブレーキを強く踏む癖があり、
風雨で停止出来なかったのでしょう。
バンパーを擦っただけで、双方怪我なしです。
Posted by いばらき at 2012年06月13日 22:06
日本の戦後からの強みでもありブランドの下支えになったのが品質管理だったのではないかと思います。
戦前戦中の日本では考えられないところと言いますが、戦後の工業力の発展は海軍工廠の方々の尽力であったと聞きます。昔からの伝統である参謀主導というべきかもしれませんが、これが結局はリーダーの育成を出来なかった日本病の病理なのかもしれませんね。
現場のたたき上げが優秀な社長にはなれないと言うのが、本当にある話なのでしょうね。
Posted by König at 2012年06月14日 02:44
いばらきさん、いつもありがとうございます。

お父様との付き合い方を述べておきましょう。

相手が親ですと、どうしても下から目線になり
がちですが、常に上から目線で見守るようにし
ますと、不思議に腹など立ちませんよ。

ハイハイ、いい子にしててくださいね、という
感じでしょうか。



Königさん、コメントありがとうございます。

すべてにおいて粗悪な中国製品は、やがて完全に
淘汰されると思います。

しかし、日本の企業が安い労働力を求めている
限り、アジアからアフリカへと、世界の経済水準
が均一化するまでは、この流れは止まらないので
しょう。

だからこそ、メイドインジャパンの原点に早く
立ち帰ってほしいと思います。
Posted by 子竜 螢 at 2012年06月14日 18:08
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