2013年08月20日

消費増税を見送ったなら

消費税増税派の人々は、増税を実施しない場合に
起きる問題として、日本の財政再建が遠のくため
の国債金利の上昇を挙げています。

国債の金利が上昇すると、財政が一層苦しくなる
という悪循環に陥るというのです。

本当にそうなのでしょうか。



一方、消費税増税反対派は、子竜も含めて、せっ
かくアベノミクス効果が出始めて景気回復の兆し
が見えてきたところで増税するのはタイミングが
悪すぎるという主張でして、やり方によっては、
増税の必要すらないというのが言い分です。

増税の必要がない理由は、後述します。



消費税を上げる理由は、三党合意による社会保障
の充実だったのですが、いまだに社会保障の将来
像が示されたわけではなく、増税のみを先行する
のは本来おかしいのです。

いいえ、消費税を上げないと社会保障制度が崩壊
するというデマを、マスコミも一緒になって流し
たために、多くの国民が騙されました。

本当に社会保障費を消費税で賄うとすれば、26
%まで上げなくてはならず、そんな重税に国民が
耐えられるでしょうか。



財政再建が成功する方法は、ただひとつです。

毎年2〜3%の緩やかなインフレを誘導するだけ
でいい。物価が上がれば所得が上がり、税収も
上がるのです。

つまり、アベノミクスが成果を出すまでは、阻害
する要素のすべてを排除しなければならず、消費
を冷え込ませる増税もその中に含まれます。



また、消費税導入以前にあった物品税を復活させ
ることで、特定のぜいたく品にのみ課税すること
で、庶民の生活が脅かされることもありません。

要するに、現行の5%も撤廃してしまってもかま
わないほどのインフレになればいい。

法人税も下げる必要なんてありません。

法人税を払っている法人は全体の2割程度ですし
日本の企業が海外へ行くのは、法人税が高いから
ではなく、海外の安い人件費が魅力だからです。



このように、税制全体としての見直し効果も期待
できるのですから、消費税のみにこだわる必要な
どないにもかかわらず、なぜ増税なのかわかりま
せんね。

しかも、企業滞納額がもっとも多い消費税ですよ。
輸出割戻しで1%分も非課税にしている消費税な
のです。

どういう根拠で、もっとも公平な税負担、といえ
るのでしょうか。



過去に遡ってみますと、消費税というものを導入
してから、日本の景気は停滞しました。国債の
発行残高も急激に増えています。

失われた20年と民主党政権の3年間が、まさ
しくそうではありませんか。

消費税というものが、国民の消費意欲をなくして
いたのは明白なのに、今度は一気に倍額にするの
ですよ。



増税を実施しない場合の国債金利の上昇について
も、必ずそうなるという根拠はありませんし、金
利上昇と同じインフレ率であれば、何も問題はな
いわけです。

一方で、消費税が景気を冷え込ませてきたのは、
統計的にはっきりしていますし、導入後から税収
が導入以前を超えたことなど一度もありません。



もう、マスコミのデマ報道を鵜呑みにするのは
やめましょう。

新聞だけは非課税にしてほしいなんて言っている
業界ですからね。


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ラベル:消費税
posted by 子竜 螢 at 08:52| Comment(2) | 政治 経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
私は消費税を上げることに関しては一貫して反対だと思っています。
まず、公務員の制度改革も進まないことや、議員定数の削減を行っていないなど、増税前に行うべきことが多いと思いますし、

10%への消費税の増税を考えるなら、消費財への増税は避けるべきでしょうし、固定物への増税しかないでしょう。そうなると、実際に税収は増えないのかなと思いますのでインフレ指向が正解だと思います。
Posted by König at 2013年08月21日 01:31
Königさん、貴重なご意見をありがとうございます。

増税しないと国家運営ができないのであれば、政治
家たちの無能ぶりを自ら認めているようなものです。

仰るとおり、先にやるべきことは山ほどありますね。
Posted by 子竜 螢 at 2013年08月21日 14:13
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