2013年08月30日

シリアとエジプト

原油の先物価格が高値更新しました。

先物価格が高いということは、今より先は値上がり
した価格で買わなくてはならないという意味ですね。



高値を更新した理由は、シリアの内戦に欧米諸国が
いよいよ派兵するという観測のもとです。

アフガニスタンでもイラクでもそうでしたが、イス
ラム圏に派兵しても、真の決着に及ばないことなど
世界中が認識しています。

長引けはイスラエルも巻き込んだ大規模な戦争に
発展しないとも限らず、よって、周辺の産油国から
安全に原油を輸入できなくなるのではないかという
憶測が生まれても、仕方のないことでしょう。

欧米諸国が派兵を検討しはじめたのは、サリンと
思われる大量殺戮兵器が使われたからであり、イラ
クへ侵攻したこととの整合性を保つためにもシリア
に派兵するしかなくなったのでしょう。



一方、ヨーロッパ諸国にとっては、エジプトの混乱
のほうがより大切です。

スエズ運河を安全に通行できなければ、中東の原油
を安全に輸入できないからです。



エジプトの場合はまだ内戦までには至っておりませ
んが、民主化で追い出したムパラク前大統領が保釈
されたこともあって、混乱に拍車がかかりました。

実効支配している軍と、軍によって強制解任させられ
た大統領を支持するムスリム同胞団との争いは、今の
ところデモ隊と治安部隊との衝突といった、どこの国
でもみられる程度で済んでおりますが、いずれは過激
組織などがムスリム同胞団に加わったり肩入れしたり
するでしょう。

真の民主主義が根付かなかったからには、テロ組織に
とって格好の活躍舞台になるかもしれません。



どちらの国も、長い独裁政権を経験してきました。

本当に優秀で信頼できる人物の独裁であれば、下手な
民主主義よりよほどいいのですが、両国の場合はそう
ではないようですね。

エネルギーの安定供給という観点からも、早く解決に
向かってほしいものです。


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ラベル:原油価格
posted by 子竜 螢 at 11:05| Comment(0) | 国際問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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