2015年02月19日

インフレが抑えられている理由

円安で輸入品が割高となっても、円安そのものが進行しな
い限りは、物価はその時点で落ち着こうとします。

日本の経済にとって理想的なのは、年率数パーセントの
インフレなのですが、原油安もあって、なかなか思うよ
うにはいきません。



数パーセントのインフレが理想なわけは、その程度なら
国民がなんとか耐えられる範囲であり、ローンなどの負担
が実質的に年々軽減されてゆくからであります。

しかし、原油安が仮になかったとしても、給与が上がらな
いから、製造業も小売業も低価格競争になっているのです。



いいえ、低価格競争は理想的なインフレ率になったとしても
競争の原理からなくなりませんが、もっともインフレを抑制
している原因は、供給過多ではないでしょうか。

仮に、飲食店を見てみましょう。

どこの繁華街でも、人口が減った割には店舗数の減少が見ら
れません。スナックが何軒も入居しているテナントビルの数
は変わりませんし、空き店舗が生じますとすぐに誰かが開店
します。

また、個人商店の数は減少傾向の反面、大型スーパーやショッ
ピングモールができて、消滅した個人商店を全部合わせたより
も供給面では大きくなっているのです。

しかも、人口減少社会においてこうなのですから、今後ますま
す低価格競争が激しくなることでしょう。



やはり、新しい産業が芽生えませんと、好インフレにはなりま
せんね。既存のどの業種でも需要に比べてライバルが多すぎる
のです。

だから脱サラしても成功する人は、ほんのひと握りだけ。

このあたりに成功の秘訣が隠されているようですね。


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posted by 子竜 螢 at 04:46| Comment(2) | 政治 経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
私が今住んでいる場所も個人商店が無くなっていますね。低価格は有難いのですが生産者潰れとなって需要が減っては堪ったものではありません。
供給過多と言えば、食料品もそうですね。日本は食料品をアメリカよりも捨てていますが、貿易摩擦防止での過剰輸入も原因ですよね。
Posted by G.FUJINUMA at 2015年02月19日 23:58
欧米に比べますと、何の店でも日本は人口比で3倍から4倍あるといわれております。

これだけ過当競争になっていますから、中には価格破壊を謳った業者も出てきまして、低価格競争が止まりませんね。

給与が相当に上がりませんと、現状は改善されないでしょう。

G.FUJINUMAさん、ありがとうございました。
Posted by 子竜 螢 at 2015年02月20日 14:31
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