2015年11月29日

アメリカ国債の保有国

アメリカが発行している国債を保有している国は、ほと
んど全部の国ではあるのですが、外貨準備という側面が
強く、中国は日本とほぼ同額ながらも世界一の立場を
保っています。

このことから、いろんな憶測がされるわけですが、国債
の保有量が発行国への牽制になっているかといえば、む
しろ逆ではないかと思えます。



もしもアメリカと中国とが本格的に対立した場合ですが、
よく語られるのは、中国が保有国債を売れば暴落するの
から、アメリカは弱い立場というものです。

しかし、本当にそうでしょうか。

万一交戦状態になったなら、中国が保有している国債に
はデフォルト宣言すればいい。

平時ならば借金を返済しないと信用を失いますが、戦争
ともなれば、相手国にわざわざ返済するのは滑稽でしか
ありませんからね。国際社会も戦時のデフォルトは認め
るでしょう。

つまり、現代では借りている者のほうが強いのです。



そうであるなら、中国は相当に弱い立場です。数百兆円
もの国債が紙切れ同前になると、中国の経済が成り立ち
ません。

なぜなら、中国という国が保有しているばかりではなく
富裕層や共産党の幹部が個人的に保有している額が相当
に含まれているからでして、アメリカとの紛争が勃発し
た時点で、共産党政権は危うくなるのです。

正確な金額は公表されておりませんから推測でしかあり
ませんが、中国とアメリカとの世界経済における立場に
は雲泥の差があるのです。

アメリカが何回もデフォルトの危機を迎えながらも、な
ぜ回避できているかといえば、世界流通の貨幣であるド
ルをいくらでも印刷できるからですね。

中国の元ですと、そういうわけにはいきません。



そろそろアメリカの大統領選が本格化します。

弱腰外交と批判されているオバマ大統領の後任には、お
そらく強硬派の人物が推されるでしょう。

中国への経済制裁のひとつとして、いつでも国債の凍結
もしくはデフォルトができるアメリカは、やはり強い国
ですね。


プロの小説家を目指すなら、文学賞突破マニュアルしかありません。
http://shiryukei.com/toppa.index.html

ラベル:アメリカ国債
posted by 子竜 螢 at 20:29| Comment(0) | 国際問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。