2017年02月15日

スパイ映画さながらに

金正男氏が女性二人に殺害されました。あたかもスパイ
映画を現実にしたような事件です。

とはいえ、事故に見せかけるような洗練された手口では
なかったことから、二人の女性はプロではありません。



金正男氏は、故金正日氏の長男で、金正恩氏の異母兄に
あたります。

ずっと以前に、東京ディズニーランドへ行こうとして、
日本の空港から追い返された事件が記憶に残っています。



犯人のうち、一人の女性がマレーシア警察によって逮捕
されました。女性の供述によれば、自分ももう一人の女
もベトナム人で、ある国から雇われたという。

ある国とはどこなのか。

それについては黙秘しているようでして、あえて推理を
するなら、三カ国に可能性があります。



ひとつは、もちろん北朝鮮です。

儒教の民族なのに長男ではなく三男が最高指導者の後継
になっていることから、長男の存在はつねに正恩体制を
脅かすものと考えられていたのでしょう。

二つ目の可能性は、韓国です。

北朝鮮国内では、正恩体制が非道であればあるほど北で
クーデターが発生する確率が高くなって国家そのものが
崩壊しかねないのですが、正男氏がいては、崩壊ではな
くて正男氏待望論が水面下で拡散していただろうと考え
られるのです。

すなわち、韓国にとって、正男氏の存在は半島統一国家
の実現には邪魔な存在ということになります。

三つ目の可能性は中国です。

中国は正男氏の保護を明言しており、北朝鮮に対して、
正男氏に手出しをするなと申し伝えておりました。

しかし、中朝関係の悪化から、もはや正男氏に利用価値
がなくなったと判断しているなら、関係改善のためには
正男氏を排除したほうがいいと考えたかもしれません。

さらには、クアラルンプール空港に正男氏が現われる時
刻や搭乗予定の便などの情報は、正男氏がいつも利用し
ている中国系の旅行会社から漏れた可能性が大でして、
中国政府が暗殺にかかわっていた可能性は排除できませ
ん。



マレーシア警察によりますと、逃げたもう一人の女性の
他にも、男性4人の行方を追っているといいます。

女性二人はあくまでも雇われたベトナム人ですが、4人
の男性こそが事件の鍵なのでしょう。

続報が待たれます。


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ラベル:金正男
posted by 子竜 螢 at 20:21| Comment(2) | ニュース 事件 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
今回の暗殺は映画のような出来事だと思いましたね。
ただ、今回のことが北朝鮮にとっては失敗だったかと思います。北朝鮮の体制はいわば儒教ベースの王朝政治でしたから、偉大な指導者の継承と言う考えが根底にはあったと思います。
今回の暗殺で金正恩は北朝鮮の現状打破を考えてるとは思えませんので外交的には失敗でしょう。
Posted by König at 2017年02月16日 05:06
Königさん、ありがとうございます。

下手をすれば国の崩壊につながりますよね。

近いうちに、もっと大きな波があるように感じます。
Posted by 子竜 螢 at 2017年02月16日 18:24
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