2017年05月26日

法律に対するおかしな論理

共謀罪を制定するための準備とする法律が、委員会決議され
ましたね。野党は猛反発しています。

しかし、よく考えてみますと、与党も野党も、法律というも
のに対する論理が崩れているのです。



既存の刑法のほかに共謀罪という法律を制定したなら、本当
にテロが発生しないのか、あるいは、テロの件数が減ると考
えているのでしょうか。

法律というのは事前の抑止力にはなりません。殺人罪がある
からといって、殺人事件がなくなったわけではありませんか
らね。あくまでも事後の対処としての法律なのです。



また、憲法に9条があるから日本は戦争にならないのではなく
て、外国の軍隊が攻撃してこないというだけのことなのです。

つまり、与党も野党も法律というものに対する論理がおかし
いのです。一方では抑止力だと考えながら、もう一方では抑
止力にはならないから反対をしています。

いや、共謀罪が一般国民も対象にされると野党は反対してい
るようなのですが、本当にテロを準備すれば、一般人もプロ
も関係ないでしょう。

多くの事象は、法律などなくても人間の良識にて保たれてい
るわけでして、たとえば、自衛隊員たちの良識が戦争しない
という方向にあるからこそ、平和が保たれているのであって、
憲法の内容がどうのという問題ではありますまい。



本当に良く視力を発揮する法律というのは、昔のどこかの国
のように、犯罪の処罰が九親等にまで及ぶというものくらい
でして、それとて完全な抑止力とはなりませんでした。

法律とは事後処理のためのものであって、抑止力を期待する
には無理があります。

与党も野党もおかしな論理は捨てて、国会がまともな立法府
になってくれることを期待します。


プロの小説家を目指すなら、文学賞突破マニュアルしかありません。
http://shiryukei.com/toppa.index.html



ラベル:共謀罪
posted by 子竜 螢 at 19:23| Comment(0) | 法律 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。