2019年03月25日

日独伊だけではない

第二次世界大戦で日本が敗戦したのはご存じのとおり
なのですが、日独伊の三国だけで連合軍と戦ったので
はありません。

枢軸国側には、意外なほどの味方がいたのです。



枢軸国側として、あるいはドイツからの一時的な併合
によって参戦した国は、以下のとおりです。

ハンガリー・チェコ・スロバキア・ルーマニア、アル
バニア・ブルガリア・フランス・フィンランド・満州
国。

この中で、フランスは早々とドイツに降伏してしまっ
て、ドイツの軍需産業の労働力として、連合国の反撃
までの間は枢軸国家だったのです。

また、イタリアはムッソリーニが逮捕失脚してからは
日本とドイツに対して宣戦布告をするという豹変ぶり
を示しました。



一方、連合国側に立った国は、全部で三十六カ国あり
ましたが、実際の戦闘に参加しなかった中南米の国が
数多く含まれておりまして、実質的にはアメリカ・イ
ギリス・ソ連・ポーランド・ユーゴスラビアあたりが
主力でした。

中国は日本とのみ戦いましたが、当時は連合国として
の扱いを受けておらず、戦時中の国際会議には招かれ
ませんでした。



特筆すべきは、永世中立国だったスイスです。

じつは、連合軍が地中海側からドイツへ侵攻するには
スイス経由が便利なことから、何度も参戦を迫られて
おります。

もちろん、枢軸国側にとってもスイスは地中海を制す
る軍事ルート上にありましたので、何度も参戦を促さ
れたのです。

なので、どちらへも組みすることができなかったせい
で、双方から合計196回もの攻撃を受けました。

中立を保つというのは、両方から攻撃されるのを覚悟
しなくてはなりませんし、攻撃に耐えられるほどの軍
備が必要だってことを世界中に示したのです。



もっとも不可解なのは、ソ連でした。

最初はフィンランドへ侵略をし、ドイツと共謀してポ
ーランドの東半分を軍事併合してしまったのです。

しかし、イギリスとフランスは、ドイツにだけ宣戦布
告をしました。第二次世界大戦の勃発なのですが、お
咎めなしで済んだので、ついでにバルト三国も併合し
てしまいました。

この時点ではまったくの枢軸側国家だったのですが、
ドイツ軍がソ連へ侵攻したために、一転して連合国に
組み入れられたのです。



このように、敵味方が複雑に立場を変えたのが第二次
世界大戦でして、こういう規模の戦争はもう起きない
でしょう。

なぜなら、ずっと戦い抜けるほどの軍費を支出できる
国など存在しないからです。


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posted by 子竜 螢 at 12:39| Comment(0) | 歴史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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